ふしぎ星のふたご姫にイベントの基本を見た(大げさ)

RitzFX2005-07-09

今日のふたご姫、おーと思うところ2点。
面白いなぁと思ってたら
脚本が高橋ナツコさんだった。


なんか面白いなぁと思うと
高橋ナツコさん脚本の回というのがこれで4回目。
前3回は冨岡さんが構成されたヴァンドレッドでの事。
まったく意識してないところから毎回そうなんだけど
どういう人なんだろう。自分にあってるという話なのか
傾向が違う人なのかわからないけどどういうことなんだろう。
実写系の脚本家の方とか?
キャラクターに直接頼らない構造重視のシナリオ?
そう考えると、コメットさん☆にもつながるのかなぁ。


おやと思った2点の1点目は
冒頭がレインのシンデレラとファインのお菓子の家ではじまって
学芸会か?と思っていたら、すぐに夢おちとわかって、
最初ならありかと思っていたら、
ファインが寝言で、ムニャムニャもう食べられないよー
といったところ。
起こされるシーンではじめるのを前提に、
寝ているところで、お約束の台詞をしゃべらせ、
しゃべらせるための前提にグリムのお菓子の家を持ってきて
その前提に学芸会のようなシーンを持ってきたのが面白かった。
(ひねり2回+お約束がすばらしい)
もう一点はゴーレムが起きて雲を吹き飛ばしたあとのシーンで
最初に布石されていた雲を吹き飛ばす事で洞窟に明かりが差し
見た目が素晴らしくなる演出(それは一枚の絵のように)
プロミネンスで(間接的にだけど)ゴーレムを起こす事で
最初の問題(月に雲)を解決したら洞窟に光が差し込んで
神秘的な絵になるご褒美。
おそらくは計算されて作られていて、悪く言うと(左脳的に)わかりやすい演出なのかもしれないけど、良かった。(理系だからか?)


コレは別件だけど、プロミネンスの雨が降ると桶屋が儲かる的な
直接的でないけど根本的な解決の方法も好き。