ビックリホテルマン

こんばんは、Ritzです。

7/15(土)はマイナレンジャー交換会の日

マイナレンジャー交換会のお知らせ - RitzFXの日記

という事で本年もよろしくお願いいたします。

 

さて本日は、昨日発売になりました

【ビックリマン史上初!】ロッテシティホテル限定!6ヵ月連続月替わりビックリマンシール企画「悪魔が天使になっちゃったビックリマンシール付き宿泊プラン」

について

 

ザックリ言うと

ロッテシティホテル錦糸町に月一回宿泊してシールを6種類集めよう、企画です。


予算はおおよそ「6~10万円」

もらえるシールは「色替えコラージュのフォトショ加工マン」です。


という事で、昨日6/12より発売になりましたが、

今のところ閑古鳥が鳴いております。


おおよそ予想通り。

 

ワンチャン海外勢が宿泊に使って本国に持ち帰るとか有れば

売れるかなと思いましたが、結果としてはそうもならず。

 

海外勢実は「ビックリマン」ではなく「オマケシール」のくくりなので

最近海外勢すげぇ、ビックリマンいけるで、とかいってるとこのような体たらくになります。

 

さて、上に「おおよそ予想通り」と書きましたが、
メーカーとしては予想通りなのでしょうか。

ほんばーらの施策は「宣伝さえ出来ればあとはどうでもよい」(ユーザーが焼け死のうがどうとも思わない)の出落ちマンなので、当初の目論見は達成してしまっており

「宣伝できたぜうっはうっは」…なのかも知れませんが、

振り回される現場はたまったもんじゃないよね、ということで

 

どゆこと?

 

を書いてみようかと思います。

 

基本的には

・こういうのを買う層はほぼほぼ本原に殺されている

・転売屋には売れない

・一般にはハードルが高すぎる

つまり

 

「ごく少数残った精鋭とたまたま泊まる人にしか売れない商品」になっている。

 

というのが当方の見立てです。

 

今回のシールは

「1日30枚」「総数930枚」の限定品です。

ものは「駄コラデビル」で枚数にしか価値の無い代物になっております。
数だけ見ると売れるんでは。と思いそうですが。

「高い」

です。

 

コレに近い売り方をしたものとして

えのすいの天使サンデー/悪魔サンデー」が思い浮かびます。

実際ビックリマンツーリズムとして、コレを参考にしていると思われますが、

えのすいの天使サンデーが人気だったのは転売でお金が得られるためです。

買っているのは藤沢近辺のリサイクルショップの家族とかで

毎日並ぶと16万、家族5人で80万、ですからまぁ味をしめるというもの。

コレが本原の転売屋生成スキームです。

 

なら今回も売れるのでは、というところですが

えのすいのヘラクは当初500枚限定、後日追加で1000枚になりましたが

その際の2次流通価格は

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初日:5000円スタート

3日目に売り切れ:7000円に上がる

再販まで上がり9000円に

再販開始で7000円になり

その後はしばらく5000円での推移でした

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これが1000枚限定の販売時の動きです。

 

最大でも9000円で

これは宿代を下回っています。

つまり利ざやがありません。

 

そのため転売屋がぐるぐるしません。

 

もともとほとんど買っていたのは転売屋で、

地方のコレクターも買いずらい値段となると

買うのは

・ごく少数残った精鋭

・たまたま泊まる人

となり

おそらく40人が200枚前後予約を入れている状況じゃないか

とみています。

 

事実としては「だいぶ残っている」だけなので

予想の域は出ませんが

 

読みとしてはそういうところで

「転売」の文字を使えなくなった本原が転売できない値段にした上で

えいやで手抜きした結果としては、妥当な線かなという感触でみております。

 

さて、えのすいのヘラクは現在15kほどになっておりますので

そこを見据えればギリ儲かるのではないか

という見方も出来ますが、おそらくそれはありません。

 

まず

半年は在庫しないといけないので即金主義な転売屋は手を出しません。

そして、えのすいのヘラクライストが「書き下ろし」「力の入った作品」「シリーズの中の1枚」であるのに対し

テルマンのデビルは「駄コラの色替え」「手抜き」「手を出すまでは単品扱い」

のため上がる要素がなく、単に「少ないのが手に入らなくなる」だけの価値しかないのでヘラクほどは上がらないと考えられます。

とするとやはりホテル代を回収できる見込みは薄く。

とりあえずそろえ続けている精鋭はそろえてしまうので、

現状のまま、チョイ上がるかなで流れる様におもいます。

 

一応未来は水物なので、ほとんど数がでず、運がいいと超高値がつく

かもしれませんが、おおよそリスキーなじょうたいとなります。

と。

 

以上、ビックリホテルマン閑古鳥ですね。についてでした。

 

<オマケ:目的の推測>

本件おそらく「ビックリマンツーリズムのための数字作り」

であると思われます。

現状ままだと数字が出なかったとなりそうですがさてどうなりますか・・・

 

ほかにも

「裏ビックリマンの日への布石?」

「最終的にコラボルームが出来るのではないか?」

が考えられますが、この辺皆様いかがお考えになりますでしょうか?

 

<オマケ2:懸念点>

一応爆発的に値段を上げる手段としては

ビックリマンの日に「悪魔が天使になっちゃった」をイオンで発売する

その中の穴として組み込んでしまう。

があります。

 

ただ、この手法、とても足元をみたやり方で、

従来の某手抜き出世マンなら平気でやりますが、
現在の上場を見据えた本社の目がついている状態でもやれるのか…

引き続き、お題目さえ回避できれば実態はどうでもいいで来るのか

そういった意味でも本件、いいリトマス試験紙になるかなと思ってみております。

 

以上、

文字ばっかりになっちゃった。